テストについて。

最近はテストについて、どのようにすれば作業時間を減らせるのか、について考えている。
単体テストでは現在JUnitなどの自動テストツールがもてはやされてはいるが、
実際のところJUnit等で自動化できる部分にはどうしても限界がある。


たとえばWeb系の画面遷移テストなどは単体レベルとはいえ、
(画面遷移などを単体と見るか結合と見るかはモジュール分割の単位にもよるが)、
結局手作業になりがちであり、これらをテストおよび検証するには
当然準備〜テスト実行〜結果採取の手順を踏むわけであり、
あらゆる作業が自動化された現在においても莫大な時間がかかってしまう。


一般的なWeb系の標準的なシステムであれば、まずDB等のデータ作成から始まり、
DBに値を登録し、ファイル等があれば所定の場所に置くなどの
各種テストデータのセットアップ、
テストの実行についても画面を直接動かして行うため、
手作業での入力を行い、画面スナップショットをとりながら、
オペレーションを実行しなければならない。
テスト後にEvidence(テスト結果)について採取するにも、
DBのダンプなどの出力データの取得が必要であり、
たとえツールを各所で使ったとしても、全体の作業量はかなりのものになってしまう。


こういうテスト全体の作業を自動テストのように標準化し、
品質を確保しつつ確実なテストを行えるようにするという時期がきているのかもしれない。
全体の手順を規格化することによって、
作業時間の減少と品質の向上が可能になるのではないだろうか。

ひさびさの日記更新

久々の更新です。ここ1ヶ月ほど自分の身の回りであれこればたばたしていましたが、
ようやく落ち着きを見せました。今月はもう少し楽になるはずだったんですがねー。
なかなかうまくいかないものです。日記もサボらないでまた毎日つけるようにしないといけないですね。

もう5月

4月はなんだか嵐のような1ヶ月で(というよりここ数ヶ月ずっとそうですが)
デスマーチの真っ只中にいると時間もすぎるのもあっという間。
やるべきことが次から次へと出てきていて、やってもやっても終わらないというのは
こういう状況には良くあることなのだろうか。


そういえばantの1.6.3が出ていた。
どこがどう言う風に変わったのかは説明読んでないのでわかんないですが、
Eclipseでantを使っている場合にどう言うわけか時々antのスレッドが生き残っちゃって
Eclipseを再起動しないとantを実行できないことがある。
これはEclipseのantのバグなのか、antそのもののバグなのかわからないですが、
こういう点も直っていればありがたいのですが。

先週の大きな動きとしてAdobeとMacromediaの買収劇があったわけだが

先週の割と早いだんかいでAdobe社がMacromedia社を買収する、という騒ぎがあったわけだが、
実際この買収劇は全くの予想外であった。
なぜなら、両者ともDTPに強い(PhotoshopIllustrator)Adobe
Web系に強い(DreamWeaverFlash)Macromediaと言うように
得意分野をそれぞれ持ち、競合する製品はいくらかあるものの、
ある意味「良きライバル」的な印象があったからだ。
この2社が買収合併することにより、どういう利点があるだろうか。
それぞれの強みを生かすような方向に落ち着くであろうが、
実際競合する製品(DreamWeaverGoLivePhotoshopFireWorks)など
今まで長く使われてきたソフトだけに遠くないうちに完全に消滅してしまうのは
開発者的にはあまりよろしくなかったりするわけである。
今後、どのような形で製品が作られていくのかはまだ予想がつかないところだが、
2社にお願いしたいのは「もっと安くして」というところか(笑)。

今週は

今週の頭からずっと頭痛がつづいていたんですが、
結局土曜日になってもまだなお頭痛が続いている。
働きすぎから来るものなのかどうかはよくわからないですが、
出来ることならこういうデスマーチプロジェクトには巻き込まれたくないものです。
頭が痛いと本も読むことができないので、今週は割ともったいない時間を過ごしがちだった気がする。